性暴力禁止法をつくろうネットワークシンポジウム
子どもへの性虐待と刑法改正
      ―これでいいのか?今後の課題―


今国会で110年ぶりに刑法の性犯罪規定が改正されました。

 今回の刑法改正では、性差の解消や親告罪の撤廃とともに、
監護者わいせつ罪、監護者性交等罪などが新設され、18歳未満の被害者が訴えやすくなり、
近親者から性暴力被害にあってもなかなか訴えられない被害者の救援が一歩進むことになります。

ただし、対象範囲が狭く、学校の教師や雇用関係などにおける被害については課題として残されたままです。

 また、強姦罪の「暴行脅迫」要件の緩和や「性交同意年齢」の引き上げなど、
改正されなかった点も多く、引き続き改正を求めていかなければなりません。

 本シンポジウムでは、「子どもへの性虐待」に焦点を絞って、刑法改正でどう変わるのか、
今後の課題は何か、みなさんとともに考えていきます。

 7月1日(土)18:00~21:00(17時50分開場)
会場:文京区男女平等センター 研修室A    
参加費:500円(WAN会員は無料)

パネリスト  
東小雪    LGBTアクティビスト
周藤由美子  京都性暴力被害者ワンストップ相談支援センター 京都SARA
谷田川知恵  ジェンダー法研究者
 コーディネーター  
戒能民江 性暴力禁止法をつくろうネットワーク共同代表


 ※予約不要、直接会場にお越しください。
問い合わせ:stop.sv@gmail.com

文京区男女平等センター:文京区本郷4-8-3
 https://www.bunkyo-danjo.jp/access.aspx
都営バスー真砂坂上下車徒歩3分 都営地下鉄三田線―春日下車徒歩7分・大江戸線―本郷3丁目下車徒歩5分 東京メトロー丸ノ内線―本郷3丁目下車徒歩5分
     
―本事業は、WAN基金の助成を受けて実施していますー
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また、会費の納入が困難な場合は事務局までご相談ください。

皆さま

2017年6月7日に以下の要望書を提出しました。
当事者の声を聞かず十分な審議をしないまま採決するのは納得できません!

******

2017年6月7日

衆議院法務委員会委員長 鈴木淳司 様
参議院法務委員会委員長 秋野公造 様

当事者の声を反映した刑法性犯罪の改正を求めます

性暴力禁止法をつくろうネットワーク

皆様の女性に対する暴力根絶及び被害者支援に対するご尽力に深く感謝申し上げます。
「性暴力禁止法をつくろうネットワーク」は、被害者、支援者、弁護士、研究者など様々な立場から性暴力に関する包括的な法整備を求めて10年以上活動してきた全国組織です。
この6月7日にも刑法性犯罪の改正案を採決するとの報道に接し、大変驚愕しております。
今回の改正案では、未成年や18歳未満の、近親者から被害にあっても逃げられない被害者が救済され、これまで声を上げられなかった男性・セクシュアルマイノリティの被害が正当に取り扱われるようになります。何としても早期改正が望まれています。

しかし、一方で、今回の改正案には、暴行脅迫要件、配偶者間の強姦についての明文化、性交同意年齢の引き上げ、公訴時効の撤廃もしくは停止、地位・関係性を利用した性行為の処罰規定の対象の拡大など重要でありながら盛り込まれなかった事項がたくさんあります。

やっとのことで警察に訴えても被害者として認められず、さらに二次被害によって、苦痛に満ちた生活を送ることを余儀なくされる性犯罪・性暴力被害者が少しずつ声を上げ始めています。改正の審議にあたっては、このような被害当事者の声に国会議員が直接耳を傾け、被害実態に即した改正を実現する必要があります。

110年も顧みられてこなかった刑法抜本改正について、形ばかりの審議で終わらせてしまうのは全く納得できません。

今次改正案は「魂の殺人」と言われる性犯罪・性暴力被害者を一刻も早く救済し、悪質な加害者を野放しにしないためには、まだ不十分な点が多くあります。
当事者の声を反映した改正の実現こそが望まれています。
 実行ある性暴力被害の実態に即した改正を実現するために、当事者の声を直接聞き、十分に審議を重ねることを強く要望します。


【2017/06/07 10:02】 | 声明・提言
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